ジョイント・ドラマって創れないでしょうか?
同じ時間枠に始まる次のドラマの冒頭部何話かと、前のドラマの終幕部何話かをジョイントさせる作りです。
いろんな手法が考えられます。
次のドラマのヒロインは出演させず、脇役が出没するという演出。
ドラマの中で次のドラマのテレビを観ているというシーンを混ぜて演出。
ドラマの途中で、前に放送していたドラマがクロスしては消えるという作り。
など。
ワンパターン化しているドラマに飽きちゃったから質問しました。
サスペンスのクロスオーバー作品(別作品同士の組み合わせ)ならかつてありました。
1997年に放送された、渡瀬恒彦主演「西村京太郎サスペンス・十津川警部シリーズ」の第14作「海を渡った愛と殺意」と、
2006年に放送された「名探偵キャサリンシリーズ」の第15作「山村美紗没後十年スペシャル 『名探偵キャサリンvs十津川警部 京友禅の謎〜華の密室殺人事件〜』」
にて、キャサリンが十津川警部と夢の共演をしています。
時代劇なら、
『必殺シリーズ』の「主水シリーズ」に前の作品の続き世界である事を示す出来事があったり、出演者が出たりします。基本は、話が前作の最終回から繋がっています。
クロスオーバー的な作品としては、『仕事人大集合』というスペシャルや、『必殺仕業人』には過去の殺し屋が、多数ゲスト出演します。
『必殺仕置屋稼業』に、かつてのライバルの『木枯し紋次郎』の中村敦夫さんが、ソックリのキャラでパロディ的に登場したり、『助け人走る』には、『必殺仕置人』の中村主水が出たり、お遊びが多いです。『木枯し紋次郎』のソックリのキャラは、その後何度も別の必殺作品に登場してきます。
古いドラマでは、
『飛び出せ!青春』の生徒達が、『われら青春!』14話に登場します。同じ太陽学園の先輩として。
アニメ特撮なら、
同じ時間帯の、前作品の最終回から話を引き継ぎ、其のまま新作品の1、2、3話に繋がる作品としては、
『仮面ライダーV3』、『グレートマジンガー』、『ゲッターロボG』などがあります。
クロスオーバー作品なら、
「マジンガーZ対デビルマン」(1973年)
「マジンガーZ対暗黒大将軍」(1974年)
「グレートマジンガー対ゲッターロボ」(1975年)
「グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突」(1975年)
「UFOロボグレンダイザー対グレートマジンガー」(1976年)
「グレンダイザー、ゲッターロボG、グレートマジンガー 決戦!大海獣」
同じ作者や同じ制作会社の作品には、よく別作品のキャラが、背景や群集に混じっていたり、友人等の脇役で登場したりします。
『ガンダム』、『うる星やつら』など80年代作品には多かったです。
劇場版『銀河鉄道999』、『さよなら銀河鉄道999』には、『キャプテンハーロック』や『クィーンエメラルダス』が登場し、
『ルパン三世DEADorALIVE』には、友人の漫画家のキャラクターが沢山登場します。
手塚治虫作品全体は、手塚作品のキャラが沢山登場しますし、藤子不二雄作品にも同作者のキャラがよく登場します。
『新ルパン三世』には、『ベルサイユのバラ』のオスカルが登場します。
海外ではクロスオーバーが結構あるので日本でも出来そうですけどね。ただ、各ドラマの世界観がきっちりしていないとグダグダになってしまうので、1クール中心の日本のドラマでは難しいかもしれません。
長寿シリーズの「相棒」なんかはこの手法が使いやすいと思いますね。船越栄一郎がサスペンスの役で出てきたりとか。
クドカン演出の、TBSで放送された「木更津キャツ・アイ」は、この手法に近くないでしょうか?
見当違いならすいません。
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